ランタイムエラー【Runtime errors】

クライアント ターミナルの実行中サブシステムで、MQL4 プログラムの実行時に発生したエラーコードは、保存することができます。すべての実行可能な MQL4 プログラムのために、既定された特定の last_error 変数があります。init 関数が実行される前に、last_error 変数はゼロ初期化されます。もし、計算の過程や、組み込み関数の呼び出し中にエラーが発生した場合は、last_error 変数は、対応する エラーコード を受け取ります。この変数に保存した値は、GetLastError 関数を使用して得ることができます。そのとき、last_error 変数は、ゼロ初期化されます。

プログラムの実行の即時停止を引き起こす 多くの重大なエラーがあります。

もし、プログラムが重大なエラーのために処理を停止した場合は、このエラーコードは、次の起動時に start もしくは deinit 関数で、GetLastError() 関数を使用して、読み込むことができます。last_error 変数は、start もしくは deinit 関数の開始前に ゼロ初期化されません。

多くの重大なエラーは、インポート関数の呼び出しに関係し、この場合、エキスパート、もしくは インディケータ が再初期化されるまで、start 関数は起動されず、エキスパート アドバイザー、もしくは カスタム インディケータの実行は即時停止されます。

その他のエラーは、プログラムの実行を中断しません。

ERR_NO_MQLERROR (4000) コードは決して生成されません。

多くのエラーは、単に結果としてソフトウェア、または、ハードウェア故障が原因の可能性があります。もし、以下に記述されたエラーが繰り返し起こるなら、開発者に連絡をしてください。

常に last_error 変数値を変更する いくつかの関数があります。

エラーが発生した場合に限り、いくつかの関数は last_error 変数の値を変更します。

その他の関数は、last_error 変数値を変更することはありません。