ChartGetString | MQL4リファレンス

指定されたチャートの対応するプロパティの値を返します。チャートプロパティは文字列型である必要があります。関数呼び出しには2つのバリアントがあります。

1.プロパティ値を直接返します。

string  ChartGetString(
   long  chart_id,          // Chart ID
   int   prop_id            // Property ID
   );

2.関数の成功に応じて、trueまたはfalseを返します。成功した場合、プロパティの値は参照によって渡されたターゲット変数string_varに配置されます。

bool  ChartGetString(
   long    chart_id,        // Chart ID
   int     prop_id,         // Property ID
   string& string_var       // Target variable for the property
   );

パラメーター

chart_id

[in]チャートID。0は現在のチャートを意味します。

prop_id

[in]チャートプロパティID。この値は、ENUM_CHART_PROPERTY_STRING値のいずれかです。

string_var

[out]要求されたプロパティの文字列型のターゲット変数。

戻り値

文字列型の値。

2番目の呼び出しの場合、指定されたプロパティが使用可能で、その値がstring_var変数に格納されている場合はtrueを返し、そうでない場合はfalseを返します。エラーに関する追加情報を取得するには、関数GetLastError（）を呼び出す必要があります。

注意

ChartGetStringは、CommentまたはChartSetString関数を使用して、チャートにプロットされたコメントを読み取るために使用できます。

例：

void OnStart()
  {
   ChartSetString(0,CHART_COMMENT,“Test comment.\nSecond line.\nThird!”);
   ChartRedraw();
   Sleep(1000);
   string comm=ChartGetString(0,CHART_COMMENT);
   Print(comm);
  }

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