この関数は、指定されたチャートのカスタムイベントを生成します。
BOOL EventChartCustom (長いchart_id 、 チャート受信イベントの//識別子USHORTのcustom_event_idを、 //イベント識別子長いLPARAM 、 // long型のパラメータダブルdparam 、 // double型のパラメータストリングsparam //イベントの文字列パラメータ )。 |
パラメーター
chart_id
[in]チャート識別子。0は現在のチャートを意味します。
custom_event_id
[入力]ユーザーイベントのID。この識別子は、値CHARTEVENT_CUSTOMに自動的に追加され、整数型に変換されます。
lparam
[入力] OnChartEvent関数に渡されるlong型のイベントパラメーター。
dparam
[入力] OnChartEvent関数に渡されるdouble型のイベントパラメーター。
sparam
[入力] OnChartEvent関数に渡される文字列型のイベントパラメーター。文字列が63文字を超える場合、切り捨てられます。
戻り値
イベントを受け取るチャートのイベントキューにカスタムイベントが正常に配置された場合、trueを返します。失敗した場合、falseを返します。GetLastError()を使用してエラーコードを取得します。
注意
指定されたチャートに添付されたExpert Advisorまたはインジケーターは、関数OnChartEvent(int event_id、long&lparam、double&dparam、string&sparam)を使用してイベントを処理します。
イベントのタイプごとに、OnChartEvent()関数の入力パラメーターには、このイベントの処理に必要な明確な値があります。このパラメーターを介して渡されるイベントと値は、以下の表にリストされています。
イベント |
idパラメーターの値 |
lparamパラメーターの値 |
dparamパラメーターの値 |
sparamパラメーターの値 |
キーストロークのイベント |
CHARTEVENT_KEYDOWN |
押されたキーのコード |
繰り返し回数(ユーザーがキーを押した結果としてキーストロークが繰り返される回数) |
キーボードボタンの状態を説明するビットマスクの文字列値 |
マウスイベント(チャートにプロパティCHART_EVENT_MOUSE_MOVE = trueが設定されている場合) |
CHARTEVENT_MOUSE_MOVE |
X座標 |
Y座標 |
マウスボタンの状態を説明するビットマスクの文字列値 |
グラフィカルオブジェクト作成のイベント(チャートにCHART_EVENT_OBJECT_CREATE = trueが設定されている場合) |
CHARTEVENT_OBJECT_CREATE |
? |
? |
作成されたグラフィカルオブジェクトの名前 |
プロパティダイアログを介したオブジェクトプロパティの変更イベント |
CHARTEVENT_OBJECT_CHANGE |
? |
? |
変更されたグラフィカルオブジェクトの名前 |
グラフィカルオブジェクト削除のイベント(CHART_EVENT_OBJECT_DELETE = trueがチャートに設定されている場合) |
CHARTEVENT_OBJECT_DELETE |
? |
? |
削除されたグラフィカルオブジェクトの名前 |
チャート上でのマウスクリックのイベント |
CHARTEVENT_CLICK |
X座標 |
Y座標 |
? |
チャートに属するグラフィカルオブジェクトでのマウスクリックのイベント |
CHARTEVENT_OBJECT_CLICK |
X座標 |
Y座標 |
イベントが発生したグラフィカルオブジェクトの名前 |
マウスを使用してドラッグするグラフィカルオブジェクトのイベント |
CHARTEVENT_OBJECT_DRAG |
? |
? |
移動したグラフィカルオブジェクトの名前 |
LabelEditグラフィカルオブジェクトの入力ボックスでのテキスト編集の終了イベント |
CHARTEVENT_OBJECT_ENDEDIT |
? |
? |
テキスト編集が完了したLabelEditグラフィカルオブジェクトの名前 |
チャート上の変更のイベント |
CHARTEVENT_CHART_CHANGE |
? |
? |
? |
N番号の下のユーザーイベントのID |
CHARTEVENT_CUSTOM + N |
EventChartCustom()関数によって設定された値 |
EventChartCustom()関数によって設定された値 |
EventChartCustom()関数によって設定された値 |
例:
//+——————————————————————+ |